絵を描く動機には三つのパターンがあるんじゃないか。
一つ目は、「現実では目に見えないようなもの」「現実では本質と違う見た目をしているもの」を視覚化したいという欲求からくるもの。
二つ目は、何か批評や啓発のような、具体的な意図からくるもの。
三つ目は、技術的な美しさの追求。
(そんでそれらの理由が総合的に薄いのが落書き。)
自分の場合は二つ目をきっかけに描き始めて、描くにつれて一つ目と三つ目を混ぜる感じだとおもう。
芸術はわからないと言ってアーティストや作品に一線を引く人が多いけど、絵はいろいろな理由があって描かれるから、
そういうことを推し量りながらたくさん鑑賞していくうちに、納得できたり、面白いと思える絵が見つかるかもしれない。